【易卦】
坤地、純陰の象。
五気は土気なるも、生命の繁殖の源となる平地。
十干配当無し、十二支は未と申。
季節は夏から秋の間、月は七と八月、色は黒。
方位は南西、時間は13時から17時まで。
人象は母、養母、乳母、保母。45歳くらいから上の女性。
温和な人物、吝嗇家、庶民、農家、愚鈍な人、職人。
二黒土星は純陰、命を育む大地を司ります。
しかし、生命は種から発生するものでありますから、二黒土星の宮意には“受け身”ような意も含まれるでしょう。
他に純陰の最も強い土性故に、忍耐や静、育成や労働といったものも含みます。
他には生産業者や農業に従事するもの、地主や産婦人の医師や産婆、穀物関連の商人や不動産業者などがあげられるでしょう。
動物であれば、牛や蟻といったものも含まれます。
この二黒土星を吉方位として用いると、温順な運気となり、自ら意欲をもって忍耐し、努力する傾向が生じます。
また、その土性により“育む”から生産そのものを現し、仕事や技術といった象意もあるため、仕事運の強化が計れます。
また女性ならば、母親となる運気を得ます。
しかしながら凶方位として破れば、土地絡みの問題が生じ、何事も倹約を強いられることとなります。
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■三碧木星 震宮象意作用
■四緑木星 巽宮象意作用
■五黄土星 中宮象意作用
■六白金星 乾宮象意作用
■七赤金星 兌宮象意作用
■八白土性 艮宮象意作用
■九紫火星 離宮象意作用