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2015年8月10日月曜日

■九星の象意■ 三碧木星 震宮

■三碧木星  震宮象意作用


【易卦】
一陽二陰の下に出る震雷、五気は木、野に生える草木。
十干は甲と乙、十二支は卯。
季節は仲春のころ、月は三月、色は青、や紺など。
方位は卯(東)、時間は5時から7時まで。
人象は長男、家長、働き盛りの人。
30歳くらいから50歳くらいまでの男性。
中間管理職にあたる人。


三碧木星は太陽の昇る東方に配され、宮意は物事の発現、顕現、又は雷のような瞬間的に発せられるものとなります。
五行では木性ですが、そこから“木霊”などの事象が象意として連想されます。
かかる宮意からは他に物象や事象として、発生、振動、短気、驚き、発奮、電撃、雷雨、地震、騒音や爆発物、新芽、野菜類、エンジン、電気関係の物、音楽関係の物があげられます。

よろず物事の始めを司るものですから、この方位を吉方として用いると事業の発展などが望まれます。

また人象では青年を現しますが、それは一陽二陰の陽卦であるためです。
事象においては“振動”“衝撃”が連想されるため、命占に用いる際には三碧木星にかかる他の九星によって“破壊”“空虚”といった象意が生じます。