【易卦】
一陽二陰の上に留まる艮山の象意。
五気は土なれど、弱陰の土性で山の土を現す。
十干配当無し、十二支は丑と寅。
季節は晩冬から初春、月は1月と2月、色は白と黄色。
方位は北東、時間は1時から5時まで。
人象は童、少年、末っ子の男子、未成年の男子。
財産家、親類、相続人。
八白土星は九星にみっつある土性のうちのひとつです。
弱陰の土性ということで、物象では山や丘といった不動の土の塊をその意味に含みます。
ですがその宮意には、司る十二支を季節にあてて、晩冬から初春という活動の終わりの時期と始まりの時期にあたるため、転換期とも連想できます。
静から動へ、始まりと終わり、変化改造、整理、転換、相続、継ぎ合わせる、連結、そういった事象を宮意に含むのです。
また、かかる事象から物事の境目の門や境界なども宮意に含みます。
他に物象では土性ですから、高台や旅館などの宿泊所、駐車場やターミナル駅、倉庫や納屋、机や椅子などがあります。
この方位を吉方位として用いた場合、事業の整理からの再始動や、家中の相続問題がうまくまとまるといった効果が望めます。
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■一白水星 坎宮象意作用
■二黒土星 坤宮象意作用
■三碧木星 震宮象意作用
■四緑木星 巽宮象意作用
■五黄土星 中宮象意作用
■六白金星 乾宮象意作用
■七赤金星 兌宮象意作用
■九紫火星 離宮象意作用