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2016年2月10日水曜日

【気学】気学における運勢の法則 - 例題:ゲスの極み。川谷絵音さん【人物】

※おすすめ記事のリンクを追加し、使用画像の一部を改訂しました。-2016年 2/12
※さらに各月盤 簡易図 画像を追加しました。-2016年 2/19

人間の運命には運勢というものが、まるで影のようについて回ります。
占術は、本来は国家の運勢を算段する方法であったといわれ、時代が下がって国よりも個人が主体となった現代社会では、個人の運勢を判断するひとつの方法として利用されていると思います。

気学においては、五行の気を帯びた九つの方位を各人の本命星が順に巡る 9年周期での運勢判断法があります。
これを『同会法』と呼びます。

今回はこの同会法について、例を用いて少しご説明したいと思います。
まず、こちらの図をご覧ください。
左の図は定位宮図、定位盤等と呼ばれるもののひとつです。
中央に宇宙の混沌を象徴するといわれる中宮(五黄土星)を配置し、左を東方として震宮(三碧木星)を配置して、それぞれの方位に宮(九星)を配したものです。

九星はこの順番、右の図を参照しますと三→四→五→六と九まで行って一に戻り、それぞれの年の立春から、次の年の立春前までを1年として各宮を巡っていきます。

この定位宮図を巡る本命星は、主運として配された宮が象徴する物事に関連した出来事が運勢に関わってきます。
ですから、個人の各年の運勢を判断する場合には、本命星の配された宮意を主運として考えます。
かなり省略してますが、これが同会法です。
(ちなみに本命星の配された宮名を用いて“同会する”と呼称します。)
各宮意に関しては下記のリンクをご参照ください。
■一白水星 坎宮象意作用
■二黒土星 坤宮象意作用
■三碧木星 震宮象意作用
■四緑木星 巽宮象意作用
■五黄土星 中宮象意作用
■六白金星 乾宮象意作用
■七赤金星 兌宮象意作用
■八白土性 艮宮象意作用
■九紫火星 離宮象意作用

今年は既に立春を過ぎ、中宮には二黒土星が巡ってきました。
ですから今年は“二黒中宮年”と呼び、また二黒土星の方にとっては“中宮同会年”となります。

他の本命星の方、例えば本命星が七赤金星の方は北の坎宮に配されるので、坎宮同会年となります。

今年 1年(2016年 2月 4日~2017年 2月 3日)は坎宮(一白水星)が司る物事が、その運勢(運命)に深く関わってきます。
単純に水難を含んだ“水”に関わることや、水は下へ下へと流れることから、人生のどん底を経験することになるなどです。

これら主運に、副運として本来の本命星が位置する宮に配された九星を“被同会星”と呼び、主運とその年の吉神星というものなど、様々な方位影響を合わせて各人の運勢を判断していきます。


また、それぞれの流派や個人の考え方があるかとは思いますが、その年の風潮や世の中の流れは中宮に巡ってきた九星と関連付けられると私は考えています。

去年、2015年は三碧中宮年でした。
この三碧木星は木気、象徴する震雷から音や電気、突発的な出来事を現します。
九星は月日や時にも割り当てられまして、先年度の2016年 1月中は三碧木星が月の方位盤上では中宮に配されていました。

※画像をクリックすると拡大します
ちょうど『ゲスの極み乙女。』のボーカル、川谷絵音さんの不倫スキャンダルで芸能ニュース界隈が賑わっていました…。
川谷さんの生年月日は1988年12月 3日、本命星が三碧木星で、中宮同会年の中宮同会月でしたね…。

中宮ですから五黄土星の象意から主運を考えますと、暴挙に及んで自らを苦しめる、あるいは強力な変化還元作用といいますか、他動的にも自動的にも変化作用がついて回ります。
しかし、悪化作用として働く可能性が強いために、本来は身の回りの保全に努めるべき年でした。

しかも被同会星は一白水星でした。それも、暗剣殺のついた…。

※画像はクリックすると拡大します
暗剣殺をご説明しますと、その年の五黄土星の位置から反対側の宮(方位)を“暗剣殺”と呼びます。
この暗剣殺の方位に遠出や引っ越しをしますと、五黄土星の強力な変化還元作用が悪化した状態で受けることになります。

同会法上でも運勢に影響のあるものとみなします。
暗剣殺のついた宮意や回座星に関わる悪い事柄が、陽性(表面化しやすい)反応するとお考えください。
それらの悪運が暗剣殺の読んで字の如く、暗闇から剣が飛び出すように襲い掛かってくるのです。

川谷絵音さんが良い(?)例です。

一白水星には年下の男子や秘密、不倫を含む秘密の恋愛、同時にふたつのことで悩む等の象意が含まれます。
川谷絵音さんにとって2015年は、先々を見て音楽に打ち込まねばならない年でした。恋愛では無く。
そもそも彼は既婚者です。

彼が2015年、三碧中宮年にやってしまったことが、三碧中宮年の影響が最も出てしまう三碧中宮月、2016年の 1月に出てしまったのです。

コソコソと楽しんでいた不倫スキャンダルが、まるで暗闇から剣が飛び出して襲ってくるかのように、週刊誌に暴かれて彼を窮地に陥れたのです。
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「うわー…、三碧木星人のミュージシャンが、三碧中宮年に不倫スキャンダル勃発で、賑わってらー…」

と感心しながらワイドショーを拝見してましたが、当の本人からしたら青天の霹靂だったと思います。

今年は二黒中宮年、個人的には土地や財産(不動産)、野菜などの土から生み出される食べ物に衣料品(アパレル)に関わることがらが世間を賑わせそうです。
また単純に土気から、地震が多い年にもなりそうです。
実際に最近、地震、多いですよね…。

ことほど左様に、同会法は個人的には無視することのできない運勢鑑定法です。
正直文章力にまとまりがないので、鑑定しても記事では取り上げてこなかったのですが、小論文の本を読みまして(笑)、自信がついたので今後の芸能関連記事で、都度取り上げていく予定でいます。
どうぞお楽しみに。



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